農家と消費者をつなぐ「マルシェ」
そんな内藤さんの取り組みに、近隣の農家さんも興味を持ち、化学肥料、化学農薬を使わない農法を始める仲間が次第に増えていきました。現在では、神奈川県内に約40軒の農家さんとネットワークができています。「1軒1軒の畑だとつくる野菜の種類も量も少ないですが、仲間と一緒なら年間40~50種の野菜をつくることができるんです。」
内藤さんは仲間たちとつくった新鮮な野菜を、青葉区で軒下マルシェを開催して販売もしています。キャボロカフェのテラスでも、毎週水曜日に軒下マルシェを開催。軒下マルシェでは金美人参やべにしぐれ(大根)、ロマネスコカリフラワー、つるくびかぼちゃなど、普通のスーパーにはない野菜や、えさにこだわった卵や果物など、ここでしか買えない美味しいものがずらりと並び、多くの方々に喜んでいただいています。